沖縄クライミング?ツアー報告書

−沖縄で道産子と会う−

付録:"ハブの話"

報告:松田

沖縄クライミングツアーに行ってまいりました。

●1月26日

伊丹発 with 由井夫妻。以後ほとんどずっと由井夫妻と行動を供にする。 "沖縄やまあっちゃー"クライミングジムで練習。スラブ課題にはまりました。

夜、宴会。ツアー参加者と加藤さん以下CCOメンバー?の人達と交流。メンバーの大学生に北海道小樽出身者がいて、ビックリ。

●1月27日

朝9:30頃起床。それから辺土岬に向かう。着いたのは11:30ぐらい。それから、大西さんとクライミングを始める。"てんぷら"5.7、"あわもり"5.9でウォーミングアップ。"ハブバリ"5.10b、"ハブハブトラップ"5.10cも順調にこなす。いよいよ"初日の出"5.11aかなというところで、大西さんが"シークワサー"5.11bに取り付くのでビレーした。彼は軽くO.S.。見ていて行けそうな感じだったので、取り付いてみるとあっさりO.S.。一気にO.S.グレードを上げてしまった。その後、"初日の出"に取り付き、出だし不用意にワンテンしてしまったが、すぐにR.P.。なかなかいいぞ、という感じだった。

しかし、その後がまずかった。本来ならここで"アンダギーマン"5.11cにとりついているべきだったのだが、大西さんが"マンモスクイナ"5.11+にヌンチャクをかけたので、なんとなく登れる気がしないまま取り付いてしまった。正直ここはつらかった。ヌンチャクの回収をしなければならないので、無理に登り、登れず。さらに回収のためゴボウをやり、完全に腕をパンプしてしまった。自分の沖縄クライミングは事実上これで終わってしまった。情けない。その上終了点にヌンチャクを残してしまった。

●1月28日

誕生日である。朝、大西さんとヌンチャク回収に辺土へ向かった。大西さんが"マンモスクイナ"からヌンチャク回収。自分は"アンダギーマン"を狙う。だが、核心のムーブを読み切れず、ワンテン。腕のパンプが残っていて。再度挑戦することも出来ず、撤退。まあいい、また行くさ...。

その後、具志頭へ向かう。再び、由井夫妻と合流。ボルダーはもう本気の気力なく、まともに登ったのは、"ゴーヤ茶"V3だけだった。

その晩は由井夫妻に誕生日を祝ってもらった。

●1月29日

この日は由井さんの風邪が良くならず。ドライブ&観光ということになった。途中、浜比嘉島ボルダーに寄った。今回のツアーでは、天気はさほど良くはなかったのだが、このとき天気は回復し、南の島らしい日差しが差し込めた。浜比嘉の浜はとてもきれいでボルダーも素晴らしいものだった。特に"アダン岩"は手にやさしく、ロケーションも良く、また行きたいと思わせるものだった。腕の調子が良くなかったので、結局"アダンダンス"V4をO.S.するだけにとどまった。

空港まで由井夫妻を送った後、スーパーホテル那覇にチェックイン。それから床屋にいきました。

●1月30日

沖縄の那覇より北部をドライブで一周。沖縄の北東部は海とヤンバルの森が美しく、なかなかでした。車も少なく、快適なドライブでした。新川ボルダーなどにも行ってみたいと思いました。

辺土岬の"和"で沖縄そばを食べる。そこの親父は北海道小樽の出身。年に何回かは帰るんですか?と訊くと、"寒くって帰る気しないさ"と答えていた。シークワサーを一袋いただく。

●1月31日。那覇観光。帰着。寒さに驚く。やっぱり沖縄は暖かかったんだ。

蛇足。

沖縄を車で移動しているとき、エフエム沖縄を聞いていた。放送では、前に放送された"ハブの話"?の話題で持ちきりだった。どのリスナーも"ハブの話"が面白かったと便りの前書きでいうので、自分も由井夫妻も気になってしょうがなかった。

その"ハブの話"、以下に掲載するので、読んで沖縄を懐かしんでください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

エフエム沖縄で話題の"ハブの話"です。

このコーナーではハッピーアイランドに届いた 印象的なお便りをご紹介します。

 ペンネーム:おやゆび姫

去年、ハブに噛まれた話がありましたよね。私の話も聞いて下さい。

私が二十歳の頃の話ですが、住まいが首里でトイレが外に有る家に住んでました。その時は一人暮らしでしたが、私の一人暮らしを知って友人1名が私の了解も得ず居候を勝手にしてしまい、二人で暮らして約一ヶ月、(嫌いじゃなかったので楽しく暮らしていました)その友人が社員旅行で台湾へ行き、旅行から帰ってきて、「免税店で酒を買ってきたので他の友人も呼んで酒盛りをしよう」 と言い出したので友人3名を呼んで酒盛り開始、シーバス4本空にして全員陽気なヨッパライ状態、皆で眠ろうと準備をしている間に私はトイレに向かったのです。トイレの帰りに門(門柱が2つあって、鉄格子でガードされている家の門です)の反対側で飼い犬がワンワンと吠えていて、私は、お腹がすいているのだと思い自宅からパンを取ってきて格子越しにパンを投げ与えると、私の左足にゴムで弾かれたような痛みが・・ 足元を見ると、なんと黒い物体が動いている!その時私は、こんな首里にも大きなカニがいるのだと思いました。ところがそのカニが、1本のロープになって鉄格子に巻き付いていくのです。(沈黙5秒)うりひゃーでーじなとーん、大慌てで自宅へ戻ると、友人4名は熟睡中。私は 「エーウキレー(おい、起きろ)」 を20連発くらい言ったと思います。やっと起き始めた友人に、「ハブんかいクーラッタンドー(ハブにかまれたよー)」と言うと、「ヤーヤ、イートークゥト、ヘークナーニンレー」(お前は酔ってるから早く眠れ) との返事、そうだけどぉ・・ とも思いながら「ユクシアランドー(うそじゃないよー)」 と叫び、友人を起こし傷口を見せると2本の筋の血がタラリ;すると4名のヨッパライが大騒ぎし始めて、だー、どこでよー(どれ、どこで?) とか、傷口をみて、「ほぉー」 とか、シャレにならない状態で、私は 「アー 死んだ・・」 と思いました。それからが大変で、救急車を呼んだのですがなかなか来ないし、早く救急車に乗せようと外には出されるし、その間に私の太ももにバスタオルをねじった状態で巻き、それにホウキの柄を通してグルグル巻かれ止血を始めるんですが、傷口よりも太ももが痛い!骨が折れそうだけどこのヨッパライ達は遠慮を知らないし、痛いと言ったら、傷口が痛いと思って更に巻くばかり・・・。そのうちバキッと変な音が聞こえたのでした。 

・・・・第二話に続く・・・

皆様のハッピーですので、今日の話はここで終わります。続きは次回にしたいと思います。(反応があれば) 予告:ヨッパライがハブと戦いました。そして、消防署員に怒られました。(アタイメーテー フラー)

えーっと、これが↑今、話題沸騰の 『ハブの話』 です。リスナーからの 「続きが早く知りたい」 という反応があり、それから2日後、メールが届きました。

 ペンネーム:おやゆび姫

多喜さん、大変ご迷惑をかけましてすいません。サルのように反省しています。それでは本題です。バキッと音が聞こえたのですが、それは骨が折れたのではなくて、ホウキが折れた音でした。そうするとヨッパライ達がゲタゲタ笑いながら 「二本入れたら折れないよー」 とか、「鉄筋入れとけ」 とか、「ダーダー(どれどれ)オレが入れるよ」 とか、言い出す始末でもう処置なし状態。なんでこんなになったのかなーっと、情けない自分に 「お前は可哀想だな〜」 と自分で自分を慰めていました。その時です、仲間の一番ウーマクー(わんぱく・暴れん坊)が鉄格子に巻き付いているハブを見つけて、折れたホウキの柄で鉄格子から落とそうとちょっかいを出し始め、ハブを叩いているのです。いきなり "ボトッ" とハブが落ちたと思ったら、私達に向かって来るのです!動けない私は、アゲッと思いました。すると、ハブを落としたウーマクーがホウキの折れた先でハブの頭をつぶそうとゴンゴンと打ち付け始めました・・・が・・・こいつはヨッパライ、どこを殴っているのか全然頭にはあたっていないし、本人は当てられない自分がおかしくて笑いながらそれを繰り返しているし、ハブは近くに寄ってくるし。もう逃げよう!と思った時にこのウーマクーがいきなりハブのシッポを持って縄跳びのように回し始めました。その時には 「ア〜よかった」 と思いました・・・が、このウーマクー、回し始めたのはいいのですが、回転を止めると自分が噛まれてしまうと思って回しっぱなし。そのウーマクーは器用なのか、右手が疲れたら回転を止めずに左手へ持ち替えて、何かにとり憑かれたようにガハガハ笑いながら回す回す・・ なんだか南の島の踊りを見ているようでした。それでも救急車はまだこないし、彼は回し続けている、そのうち近所の人も集まって来るし、「何があったの〜?」 とか言い始める、でも彼は回している・・・その光景を近所の人達はどのように感じたのか、今でも聞きたいくらいです。そうこうしているうちに "ピ〜ポ〜パ〜ポ〜" 救急車の到着!私は動くベッドに乗せられ救急車の中へ・・その間に彼は地面にハブを打ち付けていました。息絶えたのを確認したのか、回転は止まりましたが、なぜか彼はそのハブを救急車の中へ投げ入れてしまい、救急車のおじさんに怒られていました。彼いわく、「血清は、噛まれたハブから取ると思っていた」 ので投げ入れたそうです。私は、救急車の中で処置をしてもらいながら病院へ向かいました。しばらくして病院へ到着、すると彼等が居るのです。それも、私の実家で両親を迎えて、私が動くベッドで降ろされるとこのバカどもは両親の心配をよそに声をそろえて "いらっしゃいませ" と言うし。なぜ彼等が僕より早いのか・・ 飛んできたとしか思えないんですが、普通に車で来たと言っていました。病院での処置も終えて、自宅での一週間の静養を申しつかり、おとなしくしてました。するとキズも完治しよい方向へ・・ ですが、太ももが青・・いや、紫・・でもないどす黒い紫は三ヶ月以上残っていました。それからです、ハブの毒が脳に少々回ったのか、オヤジギャグを言い始めて冷たい視線を感じ始めるようになったのです。皆さんも沖縄に住んでいるのでしたら、ハブと友人には注意しましょう。

多喜さん、二回に分けて申し訳ありませんでした。リスナーの皆様に対しても "すみません" と、一言お願いします。