初雪の大峰縦走
報告:わだ (編集:古川)
山行地:大峰・大普賢岳〜七曜岳
山行日:2000年12月1日(夜発)〜12月2日
メンバー:古川(L)、瀬野、橋本、和田
【報告】 12月1日 12月2日
冬支度を始める12月、山の上では雪を踏めるかも?という言葉に期待と不安を胸に今回の参加となる。
「防寒は充分に・・・」との綾美さん、市岡氏の言葉にありったけの防寒グッズをザックに詰め込む。前夜発、最近大活躍の
瀬野号で京滋バイパスから京奈和道路、大峰へと車を走らせる。1:00 登山口にある陽気ヒュッテ近くの空き地着、テン
ト設営。標高1000m余り、冷え込みは厳しい。満天の冬の星空はとてもきれいでしばらく空を眺めていた。そしてお決ま
りの酒盛り、熱燗で身体を温め、2:00過ぎ就寝。ダウンを着込みシュラフに潜り込むが、夜中寒さで何度か目覚める。
6:20 起床。朝食を済ませ、車を陽気ヒュッテに移動。ちょっとおマヌケ顔の5匹の子犬が迎えて
くれる。7:40 小雨降る中歩き始める。少し湿った枯葉を踏みながら和佐又山頂を経て、アップダウンを繰り返す。木々
の中の山道から様子を変え、20〜30mほどありそうな垂直に聳え立つ岩壁に出合う。指弾窟、朝日窟、笙ノ窟、鷲窟には
山の神が祭られており、ここは行場であるとのこと(違うコースを辿ると女人禁制エリアもあるらしい)。鎖とハシゴが掛け
られた急登のコースは、高齢者がお参りするには厳しいように思われた。そしてどの辺りからだろうか、枯葉の上に薄っすら
雪が積もっている。雨が雪に変わり始めた。今年初めての雪に、妙にテンションが上がってきているのが分かった。辺りは
ガスで真っ白、ほんのり雪化粧をした静かな山道は、何か幻想的な雰囲気をかもし出していた。小普賢岳の前で記念撮影の後、
雪で足を滑らせないように注意しながら進んで行く。10:20 大普賢岳到着。風もなく穏やかだった山道とは一変、稜線
に出ると強い風が吹いている。そしてここでも記念撮影、そそくさとその場を立ち去り木の陰で一休み。時間も早いというこ
とで、もう少し下った所でお昼にしようと話は決まる。弥勒岳、国見岳、七曜岳を稜線伝いに進んで行く。(七曜岳の道標
には月曜岳、火曜岳、水曜岳・・・と書かれていた。なるほど)下り道、開けているがかなりの急斜面、この辺から橋本氏の
右膝が疼きだしてくる。う〜、かなり辛そう。右足を伸ばした状態で枯れ木を杖に、根性で歩いている。勇ちゃん頑張れ!
辺りはサルスベリの木々が美しく、ホウ葉の枯葉を踏みしめながら「こんなお庭が欲しいね」と瀬野氏との会話が弾む
(一方的に私が喋っていたような気がしないでもないが・・)。
13:30 無双洞の岩の陰でランチタイム。小雨の中、冷え切った身体をお味噌汁、ラーメン、熱燗で温める。
橋本氏、右膝に湿布を貼り応急手当。ここから終了点の登山口まで、予定コースタイムは2時間20分・・・弱音も吐かずに
エライ!の一言。
急登と下りを繰り返しながら、登山道脇の倒木に大量のナメコを発見。直径2〜3センチの大きなナメコは、ビニール
袋の中にずっしりと収められた。満面の笑み! それからの一行はギラギラと倒木ばかりを目で追っている。再び、キノコの
群生発見。やったね〜、キノコ鍋決定か?!
和佐又山分岐に辿り付き、そこには石碑が建てられていた。開けた景色に心も開放される。小雨は雪に変わり、
16:00 陽気ヒュッテ到着「今年の初雪ですよ」とヒュッテの奥さん。下山後は温泉に浸って疲れを癒し、アマゴの
塩焼きと鹿刺しを堪能!またしてもお腹満足の山行になりました。次回は白銀のスノーハイクを楽しみにしています。
【参考】
*アプローチ
京滋バイパス ― 京奈道路 → R24 → R169 → 和佐又
*コースタイム
和佐又ヒュッテ (7:40) → 和佐又山(8:05) → 和佐又山分岐 → 笙の窟 → 大普賢岳(10:20) → 七曜岳(11:40)
→ 無双洞(13:30) → 和佐又山分岐 → 和佐又ヒュッテ(16:00)