阿ノ瀬山(入道ヶ原) 789.1m〜水谷岳(カクレグラ) 990m (鈴鹿)

 

 山行日:2002年4月20日(土) 天候:晴れ
 メンバー:古川(L)、竹村(SL)、高村、北川、佐々木、奥村、渡辺、岡野、岡司、苗村

 阿野瀬山と水谷岳は、鈴鹿山系の雨乞岳から杉峠をえて北西に延びる枝尾根の稜線上にあり、阿ノ瀬山はその末端に位置する。

 今日は、県内の山とあってか参加者が10名と久々にぎやかな山行となった。 朝8時に永源寺町役場に集合し、登山口の佐目子谷へ移動、谷の入口に有る広場に車を駐める。

巡視路入口にある佐目若宮八幡宮
巡視路のプレート(写真:堀江)

 阿ノ瀬山へは佐目子谷から水谷岳経由で行く予定であったが、竹村さんの希望で下山地の佐目・若宮八幡宮からに急遽変更する。 そもそも今回の山は県岳連主催のシルバー登山教室の下見を兼ねており佐目から阿ノ瀬山までの登山道を確認するのが目的である。

 ダム湖に沿って国道421号線を佐目の集落まで戻り、神社の前から送電線の巡視路を辿る。路はある程度踏まれているが、一般の ハイカーのために整備されていないので山名の道標などは当然の事ながら無く、所々に送電線鉄塔への路を示す『L16x』, 『R16x』のプレートとテープがあるのでこれを確認しながら進む。

 最初は、『L162』の鉄塔を目指す。神社から植林の中の緩やかな道を登ると直に次ぎのプレートが現れる。これに従い左へ 折れると道は沢近くに出て左岸を進む。やがて左下を流れる沢が上がって来ると、鉄橋に出て右岸へ渡り、『山火事注意』の横断幕の かかった作業小屋の前に出る。ここで巡視路はニ方向に別れ左『L164』と『R165』右『L162』『L163』となっているので 右を取って小屋の前を通って鉄橋を左岸へ渡り返しそのまま沢沿いに登る。

沢には鉄橋が架けてある
L162までの沢沿いの道(写真:堀江)

 沢を右岸、左岸と渡りながら進み、沢の上に送電線が見えるようになると『L163』への分岐の鉄橋に出合う。休憩するには丁度 良く沢水で喉を潤す。休憩の後、更に左岸を進んで先の送電線を真上に見るとあとしばらくで沢の二俣に出る。 二俣で右の沢に沿って少し入る。『L162』のプレートがあるのでそれに従い尾根の腹に取り付いてジグザグに登ると『L162』 の鉄塔に出る。

 ここからは『L161』の鉄塔を目指して進む。植林の中を緩やかに登って雑木の尾根に出ると分岐で左『L161』下『L162』の 標識がある。入道ヶ原へは『L161』とは反対の右を取る。入口には木に丸ノコの歯がかけてありマジックで小さく『入道ヶ原』と 書かれてある。入道ヶ原の最高点の阿ノ瀬山へは15分程で難なく辿り着ける。頂上は狭く雑木に覆われて見通しが効かないが、その少し 手前で甲津畑と日野町方面が望める。

 休憩のあと、来た道を返して分岐まで戻る。ここから『L161』までは尾根を少し歩くのみ、『R162』もその直ぐ隣りにある。 ゆっくり昼食を取るなら鉄塔下の広場がお勧め。

L162鉄塔から佐目の集落が眼下に見える。(写真:堀江)
入道ヶ原(阿野瀬山)への分岐にある丸鋸の歯

 『R162』で巡視路と別れ尾根の踏跡を辿って水谷岳を目指す。道は所々不明瞭となるが尾根を踏み外さない様に登れば良い、 また、少ないが目印のテープもある。アップダウンを2度繰り返したあと、今回の最高点、水谷岳へと登り着く。 頂上は切り開かれており見晴らしが良い様であるが、残念ながら今日はガスで展望が利かない。

 昼食と記念撮影のあと、佐目子谷を目指して下山にかかる。最初は気持ちの良い緩やかな尾根を落ち葉を踏みながら下る。 しばらく進んで道が左に折れると急な尾根の下りとなり、その後少し登って水呑ヶ岳に着く。杉の植林の中の頂には山名を記した 標識もなく一本の杉の木に巻かれた赤テープ2本がやたら目立つ。ここで左右に道はが別れている佐目子谷に下るには右を取れば 良いと思われるが、少し先で薮の中に道が消えているので左を取る。  

 枝にぶら下げられた紐に導かれて林の中を下ると、左『R164』の標識を見て巡視路に合流、そのまま下って『R165』鉄塔下の 広場に出る。見晴らしが良いので少し休憩を取りながら北東方向に二つ鉄塔を確認、『R166』,『R167』と思われる。 広場より少し下って下『L164』と右『L165』の標識。左のトラバース道に入り山腹を水平に進んで沢に出る。右岸へ渡るが 道が消えている。ここで奥村君の『沢下ろう!』の一声。鈴鹿の沢で直ぐイメージするのが蛭、少し躊躇したがよく考えると、 この時期は気温が低くまだ活動期ではない。谷もそう深くなく危険はないので沢を下ることにする。

入道ヶ原(阿野瀬山)の頂は雑木林の中にある
水谷岳頂上の標識

 沢は西方向へ下っているので、おそらく登りに辿った沢と合流して佐目の集落の外れの国道(八風街道)へ出ると思われた。 枝沢であるので水量も少なく、さほど苦労せずに下る。途中、女性達が蛭を見たと騒いでいたが、「背中に縦じまがあって尺を取っていた?」 と聞き返すと『さあ?ミミズかも』と言っていたので生息状況は不明(5月中旬〜9月末頃まで沢筋には蛭が出るので注意されたい)。 沢を左岸、右岸と幾度か渡り返し、炭焼き釜跡を過ぎて砂防堰堤手前で左からの本沢と合流、堰堤を越え左岸へ渡って杉の 植林へ上がるとその先に民家の瓦屋根が見えた。そのまま進むと朝の若宮八幡宮の裏に出た。  

記:(古川)

コース:

佐目子谷広場(9時半)→L162鉄塔(10時50分〜11時)→分岐(11時10分)→阿ノ瀬山(11時25分〜11時50分)→ 分岐(12時)→水谷岳(12時55〜13時30分)→水呑岳(13時55分〜14時)→R165鉄塔(14時15分〜14時20分)→ 沢出合(14時30分)→佐目若宮八幡宮(15時半)→佐目子谷広場(15時50分)

2万5千図: 日野東部


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