山行報告
−加藤チャンのジンクス−
日程: 2000年12月16日、17日
山行地: 八ヶ岳連峰
ルート: 地獄谷出合小屋−東面天狗尾根−キレット小屋横テン場−ツルネ東稜−出合小屋
参加者: 渡辺 岡野 加藤 松田
報告: 松田
12月9日、10日の阿弥陀岳南稜は全然雪がなく、秋のハイキングのようだった。やはり合宿前に雪のある山に行きたいということで、八ヶ岳東面の天狗尾根を登ることにした。八ヶ岳東面は初めてだった。今回は加藤チャンが参加。加藤チャンが参加する山行は厳しくなるというジンクスがあるが、さて...。
12月9日
3:00八日市出発。中央道小淵沢ICで下りて、八ヶ岳横断道路を行き、美森公園駐車場を目指す。さらに林道を行けるとこまで車を進める。奥に1台車が駐っており、アイスに来たパーティがいた。
川俣川の河原を出合小屋まで遡る。出合小屋から右手の赤岳沢を少し行ってから天狗尾根に取付く。尾根筋にたどりつくまでは藪こぎ。かなり疲れる。
尾根筋は一本でわかり易く、迷うことはない。雪があるとナイフリッジのようになるかもしれないが、雪がないので歩き易い。上部の岩稜帯までは順調に高度を稼いだ。下部では雪はなかったが、上部には10cm程度雪がついていた。気温は先週よりは寒く、0℃ちょうどぐらいだったと思う。上部岩稜帯では小雪が舞っていた。
上部、岩稜帯はまず、25m程の岩峰が現れる。これは右を巻く。トラバースにはフィックスロープがあるが、その後の草付きの急斜面の登りは以外と悪かった。岡野さん、加藤チャンにはアイゼンを付けてもらう。
次に大天狗がありこれも右に巻く。小天狗は自然に右を巻く。雪がない状態ではそれほどの難しさは感じないが、雪がついた場合は油断すると危ないところがいくつかあった。
小天狗を越えてから岩稜をしばらく行くと赤岳とキレットけの分岐に着く。鎖が張ってあるので、左がキレット方面である。われわれはアイゼンをはずした。しかし、この時の山行はここからが核心だった。キレットの下りは、え、ここが一般道なの? というような急な崖の下りだった。しかも、体が飛ばされそうな強風。みんなビビリながら下った。キレット小屋は少しも見えなかった。トレースもなく不安だった。危険なのでアイゼンをつけて少し行ったところで、一般道のトレースが現れた。
危険地帯を抜け、一般道をひたすら歩く。途中一度強風で体が飛ばされ転倒した。キレット小屋に着いた時には強風で顔は霜だらけだった。やっぱり加藤チャンのジンクスは生きていたのだなあ。
12月17日
翌日、12月17日。天気は晴れ。キレット小屋からツルネ東稜めざして登る。ツルネ東稜への分岐地点は昨日積もった雪があり、いかにも雪山といういい感じだった。景色も良く、赤岳、富士山などがよく見えた。ツルネ東稜は下降路としては最良で、歩き易く、下降は2時間だった。途中カモシカを目撃したりした。下降後、河原でウィスキーを飲み、休憩していると思わず昼寝してしまいそうだった。
その後
帰り、風呂を目指して八ヶ岳高原ラインを走っていた。と、“仙人小屋、鹿肉あり” という看板が目に入った。ここは☆☆という感じがしたのでそこに入った。いかにもという感じで、頑固そうなオヤジがやっているそこは、山から採れたものをメニューに出していた。我々はマタギ定食2000円を注文した。鹿肉の刺身、鹿肉ステーキ、山女のイクラなどどれも美味しかった。これはまた行きたいし、他のメニューも食べたい。うーん、八ヶ岳東面、なかなか良いかも、そう思った。
<仙人小屋について>
冬の山菜定食 2,000円 出血大サービス
冬のマタギ定食 2,000円 鼻血も出ない
冬の川魚定食 1,500円
天然わさびそば 山女のイクラ丼 山菜そば、天ぷら、自家製燻製、果樹酒 ドブ7など
また行って、ゆっくり酒でも飲みたいなあ。
以上