Puresoul’99 in TOKYODOME






'99/03/09

今回のドームツアーは、私にとっては、”Show的”ライブだった。
でも、今までにない趣向を凝らした楽しいライブだったから、満足。
あっ、♪LOVE SLAVE ちょっと変わっていたって思いません?
ベースで始まって、ベースで終わるって…
インディーズバージョンかしら?
いや、想像(笑)
大間違いかも・・・詳しい人、教えて下さい(笑)
ドームライブのレポ…
書いてみようかなあって思った大阪初日。
でも、セットリスト書いてみても、なんかレポする気がわかなくて…
だから、やーーめた。
今回は、曲順なんかすっかり忘れてゆっくり見ようって思った。

それで、今、頭の中の思いをキーボードに託しているのは、レポではなく感想です。
うーーん、いつも感想なんだけど…私は。
そして、今回、尚さん以外のメンバーさんは、出て来ない。
印象が薄かったのではなく、尚さんしか語れないんだな。

♪カノンを奏で、♪カノンに酔い、♪カノンで魅せた尚さん。
今回、スタンドで1回見たけど、スタンドから眺めたあの姿は最高。
落電の後、薄暗いスポットの中、ドームの5万人が彼に釘付けになる。
そして、舞う…
その妖艶さと、陶酔しそうなメロディーの中、彼は一体何を考えて
いたのだろう。
きっと、何も考えず、ひたすら自分に酔っていたんだろうなぁ。

彼が放つレーザーが、ドーム中を駆けめぐる。
5万人のため息と共に、ボルテージは更に上がる・・・・
上から見た、花道、そして花道を取り巻く観客・・・
あのすべての状況の中、世界中であの時間、一番幸せな人
だったに違いない。
そして、静かに彼はステージに伏す・・・

感動、感動、、大感動・・・・
拍手をするのも忘れてしまったあの瞬間、やっぱり私も出たのは
「ため息」


そして、そして・・・

私は、色んな状況の中、無理してでもどうしても、
東京へは行きたかった。
どうしても、あの感動をもう一度、味わいに。

東京では、花道最端から数えて5列目。
そしてド真ん中、やや尚さん寄り…
これでもか…という程絶好のロケーション!

それでもね、やっぱり♪カノンのソロだけは、スタンドがよかった。


さてさて、問題のお茶目な彼に遭遇…

は〜い…
おなじみのケイとTERUの掛け合いでメンバー紹介!

TERU「次はもうひとりの白いやつ!」
もうひとりの…とは、何に対してなのか、忘れた(笑)
そして呼ばれて、出ていらした、白い人!
もうね〜、自分が一番かっこイイ…みたいな意地悪なお顔で
私は、ただ、ぽかーーーんと見ている。
…と、その時、一緒に見ている友達が私をチラチラ見る。
「これよ・・・これよ・・・」みたいな。
何か、合図をしているから、うん、うんって頷いたけど、
イマイチわからず。
大阪では、なかったから…

光線銃をぐるぐる〜
「どうだぁ?かっちょいいだろう…」って感じかな?
チラッチラッと、流し目健在…

スタスタと、花道最端まで歩く。
肩幅より少し大きく足を開いて立つ。

私は、東京初日のことを、少し聞いていたので、その時
やっと気づく。「あ〜、噂の…」と、興味深々・・・

もうすでに、腰は入っている。
すこし前に突き出すように、円を描くように、ゆっくり回す。
このBGMが、「出逢ってしまった2人」をラテン調にアレンジした
インストゥーメンタルだったら・・・・・・
きゃーー、、、そのまんま!!!わらう。
次の瞬間、もう「目」が入っていると、確認。
あぁぁぁぁぁーーーーーーー、、、、、
なんと言う、あの眼差し…
あーーーーーー、、、意地悪!!!!!!!
「遊んでやってもいいぜ!」みたいな。
「俺のこと、好きなのわかっている!」みたいな。
「やっぱり、や〜めた!」みたいな。
あの時の、表情を言葉にすると、上の3つだね。
だって、本当によく見えるの・・・顔が。
何処を見ているかも、瞬きまで見えてしまう。

うわあぁぁ〜
尚さん、すっごーーーい!
と、思った次の瞬間・・・
彼の右手が、光線銃をしっかり包む…
包む…というのではない。
持つ…いや、、、☆☆る。
しかも、ぐるぐる回す・・・
もう、尚さんから目が離せない。
離すもんか…
と思いきや
次の瞬間、彼の親指と人差し指でしっかり固定された
光線銃は体の一部にへんしーーーん!
って、どう言ったらいいの?

きゃっは〜、、、
まだやる…まだやる…
そんなの2,3回にしておいたら?
と思いきや、往復8回ほど…
いや、7回半かも(爆)
あの手つき、光線銃の角度、迫真の演技!
その時の、彼のうつろな目…
そして今度は、さっきの意地悪とは、少し違って
「みんなちゃんと見てるの?」
「しっかり見てよ!」
「もういいなら、そろそろ、やめよっかなぁ?」
みたいな…
ほんっとに、そう言わんばかり…

もう、体の力が抜けて、ヘロヘロになっている私は、
ああぁぁーーーーーー、、、、
もう、もう、尚さんやめてえぇぇぇ〜
いや、もっとおぉぉぉ〜、、、
わははは、、、
どっちかわからん状態(爆)

そして…
そして…

これでもかと、腰を回していたのを、ピタッとやめると、
尚さんの細い指は持っていた、光線銃の引き金に回り、
1回発☆…

そして、その後と言えば〜
何もなかった…かのように、くるっと背を向けて帰って行く。

これが、私の覚えている一部始終…

でもね〜
これって、ショーなのよ。
尚さん、ちゃんと魅せているわ。
たいしたモンだと、感心した。
今回のライブでは、尚さんの成長が、はっきりわかった。
聴かせて、魅せることを学んだと思う。

んと…
HIT THE WORLD の彼は、魅せなくちゃ…
スタジアムからの彼は、魅せてあげるよ…
自信に満ちているんだなぁ・・・

見る度、成長してキレイになって、そして一回りもふた回りも
大きくなっていく、尚さんに思わず「好きだよーーーー」と、
心の中で叫んだ一瞬だった。
そして、心の底から「ありがとおぉぉぉ…」って、思った。

「えっちな尚さん」の噂がネットで飛び交う中、
私は、あのステージへ下がる尚さんの細い後ろ姿を見て、
何だか、目頭が熱くなった。
本当は泣きたかった…
あの、光線銃必殺プレイを見て、泣きベソかいているのは、
私くらいだったりして…(笑)
見ている時は、「キャッ、エッチ!何、やってんのーー」
と、思ったけど、あの後ろ姿を見た時、
「尚さん、楽しませてくれてありがとう!」って思った。
「大好きだよ…愛してるよ…」って心で叫んだ。

もう、次のアトラクションの「大きな手」は記憶にない。
というか、元々ライブセットに人形とか…あんまり好きじゃないし…

尚さん!ホントに想い出に残るライブをありがとう!

ファイナル…
私は、見ることが出来ず、後ろ髪引かれる思いでドームを後にした。
TAKUROさん、感無量で涙、涙…で終わったライブらしく…
大成功だったんだ。
今回は、GLAYのライブを見た…
と言うよりも、尚さんのファンでよかった…
って、実感出来たライブだったよ。
そして、私のファイナルも、彼の後ろ姿で燃え尽きた。

そして、やっぱり私は、今度は聴かせて欲しい…
派手なセットも、ショータイムも今度はなくていい。
衣装も、地味でおっけー!
出逢った頃のように、体中で弾けたい。
イントロで、「キャッ、いつも車で聴いているあの曲だあぁぁぁ〜」
って、飛び上がりたい…


まだまだ、私のGLAYは続く…



ThankYou!!