1998/07/11 福井フェニックスプラザ

  尚さんとの出逢いの日、そしてTERUちゃんとの決別の日(笑)




朝から雨・・・それもやみそうにない、本格的ないやな雨。
今日の日を心待ちにしていた娘(じろじろ)は、6時半に目が覚めて家の中を
うろうろしている。私は、まだ起きる気がない。
帰りの電車がない為、今回初めて車で行くことにした。

名神高速から、北陸自動車道に入るともう、心はライブ。
標識の《福井》が目に入ったら、目がうるんでくる。
聴いてたグロリアスが、また泣かせる。いや〜、ライブ地へ行く途中で、こんな
気持ちになったのは、初めて。
気がついたら、雨があがってた。

福井のフェニックスプラザというホールは、2階席がなく、前列から中央までフラッ
ト、その後方は、丘陵のようになっている。
私の席は、その丘陵を登りかけたところ。ちょうど、HISASHIさんの前・・・。
多分、顔は見えないだろうと諦めていた私は、思ったよりステージが近いことに、
大喜び。「えぇぇぇーー、、うっそお、、顔見えるやん」・・・何だか、興奮してき
た。

6時20分・・・会場の照明が落とされると、もうパニック。
ライブってこの瞬間が、一番心拍数が多くなる。もう、心臓飛び出そうだよね。
黄色い歓声、とはまさにこのこと。
DIEさんを先頭にメンバー登場。全員揃ったところで、スポット・・・
2度目の歓声は、黄色から太陽のオレンジってとこかな?
メンバーを見た時、私はなぜか、JIROちゃんに手を振っていた。
以前の「キャラメルBOX」の話だけど、『娘と来ている爆発かあちゃん、嬉しい
ね』を思い出して、「JIROちゃん、来たよおぉぉぉ、爆発するぜい」と、叫んだね。
もちろん、心の中でね(笑)

誘惑・・・・・TERUさん、最初からとばしまくり。JIROちゃん、跳ねる。
       HISASHIさん、動けないからその分、右手でアピール、、、
       左右、違うお靴が、とても可愛い。TAKURO さん 、得意の
       「俺にかかって来い」みたいなポーズ連発。
       かかっていくわよ、行くぜーぃ!!
アイ・・・・・・誘惑からの流れ、続く。JIROちゃんのジャンプが、すごい。
       HISASHIさんにも、暴れさせてあげたい。

ここでTERUさん、ご挨拶。
「初めましてぇ〜、いやあーー、初めましての子がほとんどだよね」 そこで会場、
「昨日もきたよ」 「何回も見てるよ」 「ザワザワ・・・・」
TERUさん 「聖徳太子じゃないんだからね」

げえーっ、出た!!いつぞやTERUさんを怒らせた時に出た「聖徳太子」のお言葉
・・・やばい、みんな、お願いだから黙ってくれーーっっ、、と願いつつ話を聞く。
と、静けさが戻ってほっとした瞬間。  よかった・・・
TERUさん、ここは大丈夫だよ。がんがん行ってちょうだい、、

GROOVY TOUR・・・
生きてく強さ・・・・・・・
月に祈る・・・・・・・・・    がんがんとばす・・会場すごい熱気・・・

MCあり・・・(ショート)
TERUさん「ここにいる子はみんな良い子ばかり。中には、悪い子もいるかな(笑)
それでは、そんな良い子の為にHOWEVER・・・・・」
すでに、TERUさんの顔は、汗が噴き出す。
そして、SOULLOVE・・・・・次何だったかなあ。  ごめん、、、
I’m your’s・・・・・メンバー紹介、
TERUさん、TAKURO さん 、手拍子をさそう。会場手拍子の渦。ひとつだ!!
TERUさん、ごきげん!! メンバーごきげん!! 良いムードだ!!
2階席がないので、「うしろ、、、まえ、、、」って言って呼びかけてくれる。良い
表現だわ。
あはっっ、、、おもしろーい。
例によって、DIEさんから始まる。

HISASHIさん紹介・・・・
なんとTERUさんは、HISASHIさんのギターと自分のマイクをチェンジ!!
HISASHIさんは、ステージ中央へスタスタと歩き出す。
そして、大きな声で 「NEVER!!!」 あんな大きな声、聞いたことないよ。
ん? 何やる? 会場、騒いでいて、ちょっと聞き取りにくい。
「今夜、再結成!!!」   ん? 何が始まる? 
HISASHIさん 「NEVER MINDぉぉぉぉぉ!!!」
TERUさんギター、HISASHIさんボーカル、こりゃ、いいもの頂いた!!
二度と見れぬ、この瞬間・・・やるのぉぉぉ???
イントロが、いい感じだ。 うぅぅぅ、、、こりゃ、イケル。
きゃあーーー、HISASHIぃぃぃぃ、、行けえぇぇぇ、、、と、思いきや袖から
スタッフのおじさんが、頭叩くあれ、紙をペキペキと折って作る、よくお笑いで使う、、、
そう、それ。それで、思い切りHISASHIさんの頭を、殴打!!
(あっ、それってハリセンね)
その後に、音楽つけるなら、「チャン、チャン」だね。 おもしろすぎ。    
元気なHISASHIさんが大好きだ。 それにしてもドキドキしちゃった。

次に、TERUさん、一言・・・
「前向きのライブよりも心に残るライブがしたい」   そして、
I’m in LOVE・・・・プロから、素人から、中にはスッチー、白衣、何で
も来いで、50人くらいの人に参加してもらった曲、、、スッチー以下は、
冗談ね。TERUさんも、たまには、言います。

BELOVED・・・・・・・・
グロリアス・・・・・・・・・
彼女のModern・・・・・
More than love・・・
ACID HEAD・・・・・・TAKURO さん さん、イントロ繰り返す。じらす・・・。
              お茶目なTAKURO さん がいる。

ここで、TERUさん上着を脱ぐ。体にジャストフィットの黒Tなのだ。
うーん、SEXYだ!!最近、TERUさんは脱ぐんですか?
はあ、、、私は、服を着ていて欲しいと思うのね。

JIROちゃん、飛ぶ飛ぶ。。。跳ねる跳ねる。。。 身が軽いね。
大人になっていないお兄ちゃんみたいだ。
でもね、会場の誰かをターゲットにして、指さして「そこのお前!」みたいな顔をし
て、笑う。福井でも、やりまくりね。
これって、お色気たっぷりなんだよね。JIROちゃんのお得意ポーズだ。
ターゲットになると、きっと死んでもいいと思うに違いない。


    そして、アンコール・・・


ライブTで、登場!HISASHIさんは、着替えなし。かわいそうだ・・・
今更ながら、ケガのこと思うとね。
長いツアー、ステージで思い切り、飛び跳ねる疲れはとれても、ずっと立っているの
はかなり辛いと思う。動けない・・・っていうのは、苦痛だよね。
今日まで、頑張ってるHISASHIさん。 もう少し・・・あと、少し・・・

そんなこんなで、アンコールは、SSのテーマしかよく覚えていないなあ。
その SSのテーマを聴きに来たような、じろじろが、ピョンピョン跳ぶ姿を見る
と、ここは母心・・・かわいい!!  JIROちゃん、ありがとう。
「娘がお世話になってます」じゃあ、ないんだけど(笑)
私も一緒に、跳ぶ、跳ぶ、、、今回は現役小学生に勝ったかもよ・・・。
きゃはっ、、明日が、心配・・・。
母子で、GLAYのライブで、爆発できる・・・その喜びを共有できるって、素晴らし
い。今、ふたりの絆は、まさにGLAYだね。  感謝!!

そして、そのJIROちゃん・・・
「ここ、福井は、たにやんの出身地なんだって。」 へえーー、知らなかった。
私は、ともかく会場の地元の子たちも、いっせいにどよめく。
(何人地元の子なんだか不明なんだけどね・・・)
TERUさん 「僕は、福井初めてなんだけどね、カニがおいしいんだよね、それと
いつもお世話になってる、たにやんの故郷だからね、ここに来れて嬉しい。思い出深いライ
ブになるよ・・・」
そして、たにやん、照れながら登場!ステージでHISASHIさんの髪をチェッ
ク。お茶目な人です。
ボトル、一気飲みしましたねぇ。HISASHIさんと・・・。TERUさんもやり
ましたね。
うーーーん、あんな飲み方するのね。チェック、チェック、、

BURST・・・・・・DIEさん、会場走りまくる。おいおい、そんな所ま
で、、、んで、ズボンをおろす。これって、サービスなんだか・・・??
パンツ姿・・・というか、ズボンを全部脱いでくれるといいんだけれどもね、
ひざまでおろした状態で、披露してくれるから、ちょっとややこしい。
うーーーん、それもDIEさんの、愛嬌、愛嬌・・・。

TERUさん、花道でファンの子の手をタッチ。
別のファンの子のハンカチで汗を拭くサービス。ぎょえーー、
そんなのあり? 

前回同様、私が泣けてしまうのは、ラストの BURSTなんだよね。
泣いてる暇ないから、壊れながら、うまく涙とばしてましたって感じかな?

TERUさんの「後ろのみんな、今度はもっと近くで会おうな」 
聞けた!聞けた!!TERUさんを好きな理由のひとつが・・・
「いぇーーい、今度はね」 返す私・・・
ライブに来れない子、後ろの席の子が大好きなTERUさん。
それだから、TERUさんが大好きだぁ。

みんなのこと、ますます好きになってしまった、私の 《PURE SOUL》 で
した。

じろじろとふたり、ライブの話をしながら、車を走らせる。
夢中で話しているかと思うと、静かになったので助手席を見ると、もう寝ている。
きっと、JIROちゃんと一緒に、跳んでいる夢を見ているんだろうな・・・
ひとりになった私は、「今日みたいな日、また来るかな・・・」 「GLAYさんがいる限り来るよ」
自分で聞いて、自分で答えたりして・・・
「いつか、思い出になるのかな・・・」  と思うと、寂しいから、この答えはしなかったり・・・・

読んでくれた人、ありがとう。


ThankYou!!