00/03/27,28
Dir en grey tour type of Deity
in 京都シアター1200回想…

 



京のおばあちゃん(笑)きゃあ〜こんばんわ〜!
お元気でした?またお会いしましたね。とご挨拶。
「一緒に見ましょう」ああ〜 なんてファミリーなんでしょ。
2階センターの1,2列目のVIP席に座らせて頂きました。
京ママとおばあちゃんと3人並んでしばし会話(笑)
「京はな、京都入りした日、ちょっと時間が出来てうちに帰って来てな
おとうちゃんと将棋したんやで」嬉しそうに話してくれました。
地方へ行くと必ずそこの名産品を送ってくれる京…
関西のライブが近づくと「絶対来てや」と必ず電話する京。
私は、Dir の曲の詩を書く京と親孝行でとても優しい京が大好きだ。


15分程押しただろうか?客電が落ちる。
階下からキイロイ歓声は聞こえるのに何故か静かだ・・・
中央のスタンドマイクだけがライトアップされる。
こういう始まりは今までにない。
真っ暗な中にも京の金髪だけはうっすら見えた。
そして、真っ直ぐに伸びた1本の光が京だけを映し出す。
他のメンバーの気配ない。
ピアノの演奏が始まる。「ああ〜♪JEALOUSが…」
もう二度と聴けないかも知れない、アンプラグド・ピアノソロ。
美しい・・・これ本当にDir en grey のライブなのか?
精魂込めて歌い上げる京。
声がよく通って、驚く程京は歌がうまくなった。
このままこの1曲だけ聴いて帰ってもいいと思った。
いや、これは言い過ぎ。それではすみません(笑)



心は傷ついて 癒やせずに 色あせて行く
愛は崩れ行く中で 花と咲き乱れて…
もう昔のように笑えなくなった
彼を愛した私ではない・・・・・



そして、気がつくと真っ白な煙と共に♪Schweinの椅子へ流れる。
「ああああああ〜 薫がいる!」きゃああああ〜絶叫!!!!!!!
心の中でおばあちゃん、京ママごめん。私、薫が一番好きなんです。
3ヶ月間逢えなかった恋人に逢った時の気持ちと一緒。
紛れもなく本物の「生」の薫がそこにいる。
かなり距離はあったけど、上から何の障害もなく彼を一直線に見れる。
こんな幸せな気持ちにさせてくれる薫は最高!
そして、ありがとう!感謝!!

♪Unknown ---♪虜(うはっ、やってくれた) ----- ♪蜜と唾 ---- と続く。
ホールを意識してか、ましてそこは京都駅構内にある「劇場」
だからなのか、上から見ていたせいなのか、客席もステージも
いつもよりかなりおとなしかったね、うん、多分意図的。

♪アクロの丘
Dieのアコギは、心が安らぐ・・・
そして甘く殺邦い薫のギターソロが始まる。
ギターが泣いているってこのことね、実感。
そしてToshiyaのベースが、お腹の底に響く。
Dir en grey って、バラード行けるやん…と言うか
他のどのバンドより、はあと締め付けられるって思う。

♪304号室 白死の桜・・・
廃人になった彼が、窓の外に咲く桜の花を見ながら
病棟で死を待つ悲しい詩(うた)
意識が薄れる中、目の前にいる恋人の顔も想い出せない
そして灰になり砂に帰る最期の日に想い出す・・・

会場いっぱいに真っ白の桜が舞う・・・

途中、軽いMCがあった。
ん〜と、別にこれってことはないけど、京は地元でご機嫌な様子。
観光スポットのお薦めは、清水寺(きよみずでら)だとか(笑)
そして、客席ざわめくと「うるさいっ!あほ、ボケ!」
まあ今日は、まだマシかな。名古屋のハウス「ダイア」だったかなあ?
「おい、お前ら、こっちがしゃべってんのにお前らもしゃべったら
なんにも聞こえへんやんけ、静かにしたれや!あほ!」とこんな具合。
ミューズHでは、「ブスぅ〜っ」はっきり言うなって(爆)
京の言葉はよく理解できる。MCで「お客さん」に気を使って、
優しい言葉で繕って注意するなんて、他人のやること。
京は、自分たちも客席もひとつだと思っているからね。
この瞬間、京ママとおばあちゃんは、顔をしかめて・・・
「あ〜〜 またあんなことゆ〜てるわ、ホンマに」と一言!

そして、2/16発売の♪脈・・・
これ、エッチなんですよ、とても。
上から「今か、今か…」と待っている私も私だけど・・・(大爆)
DieとToshiyaの絡みが、もうもうもぉ〜(牛ではない)すごいんです。

まずどちらともなく、相手にアイコンタクト→向き合ってギターを演奏→
Toshiyaが少し中腰になる→★★★★★→
Dieは、Toshiyaを見つめて笑顔→その笑顔と裏腹に★★★★★→
Toshiyaが上目遣いでDieを見る→Toshiyaの★★★股間★★→
そこで止まる→DieはToshiyaを★★★→ToshiyaがDieの★★に接近→
→うぎゃあ〜、そ、それ以上はあかんで〜→Toshiya、こっち向いて舌を出す
→Dieは首を横に振る→「★★」って言うのか?
以下カット★
こういうサービス出来てしまうふたりは最高!!!!!!!

それにしてもToshiyaのお色気はいったい・・・
何を見に行ってるのか疑問なくらい参ってしまいますわ。
くっは〜〜(鼻血)

本編が終わると、客を退屈させない配慮なのか、スクリーンにメンバーの
子供の頃の写真を今の本人の顔にCG使って合成したり、オフショット
を公開したりと、やはり「ホール」ならではの構成。
京ママ、京の子供の頃の写真が出ると「きゃぁ〜」って顔を覆ってました。


さて、終盤・・・待ってました!♪GARDEN
これは、私にとっては涙をそそる場面です。
テレビドラマで言うと最高視聴率シーン…みたいな
アップテンポの曲なんだけど、スローで持って行くとまた嬉しい。
Shinyaのドラムソロ1本で行くと、尚嬉しい…
一番会場とステージがひとつになれる瞬間。


♪愛し始めたあの日から僕は変わり始めた
貴女だけを見つめられたらいいと
〜〜
GARDEN〜いつの日かは出逢えると願った…いつも
GARDEN〜過ぎゆくこの季節の中でいつまでも…貴女を



昨年の城ホールでは、Toshiyaがここで泣いてしまいましたね。
いや、実は私も大泣き(照れっ、、)
ああ〜、今、ここにDirと同じ空間で同じ時間を共有している…と
実感出来る一番感動出来る場面です。

ラストは、お決まりの会場騒然!ステージも壊れまくり!
むちゃくちゃになる運びなんだけど、やっぱりここでは
おとなしい…おとなしい。京もあまり煽らなかったし。
細かく、ロープやバリケードを置いて厳戒態勢で…
まあ、それはそれでいいです。けが人出るとみんな困るしね。


これが、京都初日の私のうろ覚え・・・
2日目のことは、あまり覚えてないけど少しだけ。
薫が、真っ正面にいたからね〜 嬉しかったぁ〜
距離は結構あったけど、顔も見えたし表情も確認出来たし
大好きな♪Ash のギターソロも堪能出来たし。
♪Ashのギターソロ聴くと、自分を失ってしまいそうになるんです(恥)


全曲終わると、カラーボールとバットが出てきて
交代で、トスする人、打つ人に分かれてサービスしてくれました。
私の所には、なんにも飛んで来ないって(〜0〜)(泣)
薫とDieのバットスウィング、見事です。
特に薫!空振りばっかりだったけど、さすが元・野球少年!
バットをぐるぐる回してね、フォームがすっごーいかっこいい(*^。^*)
ペットボトルの投げ方も、違うね〜。
バックホームを刺す野手みたいで・・・う〜んと
阪神の新庄みたいな感じで〜〜(言い過ぎか)
水鉄砲を取り合いしていたメンバーも、和気アイアイでみんな
とっても可愛くて、ほほえましい・・・良い光景だぁ〜
もう本当に、何回も何回もうるうる来た私で・・・

そして最後の最後!!!!!!!

フットライトにつまづいて転倒したToshiyaが・・・
「さっきは、中断させてごめんね〜 また逢おうネ」
続いて・・・
京にマイクを向けられた薫が、両手でガッツポーズして…
「ありがとおぉぉぉぉ〜」と一言・・・。
大阪弁のアクセントが嬉しい。「と」にアクセントね!
締めてくれました!薫さんっ、、、

この一言で、ずっとこらえて来た感情が溢れ出す・・・
「こんなとこで泣くなよ、かっこ悪いぞ、我慢せい!自分!!」
と心の中で自分と闘っていた私は、この一言この一瞬で負けた。
うつむくと、座席に涙がポタっと。

さん… こっちこそ本当にありがとう!
メンバーも本当にありがとう!
よくここまで頑張ったね
みんなみんな本当に愛してる!

Dir en grey is No.1 !!


 
Thankyou!