バーベキュー炉

 

 

増設したデッキの前、パーゴラの下に念願のバーベキュー炉をつくります。

作る前には最低次のことを考慮して計画する必要があります。

 

@焼く面の寸法

市販の網を使う場合、どのメーカーからも何種類かのサイズが出ていますが、それぞれほぼ縦横の寸法が決まっています。

レンガをでたとこ勝負で積み上げては市販の網が使えません。

まず市販の網のサイズを頭に入れて計画しなければなりません。

 

A焼く面の高さ

完成時の網の高さも計画時のポイントです。焼くとき網が低いと腰が痛いし、高すぎると腕が疲れます。

身長により異なり、好みによっても異なります。無理なく肉を焼ける高さを研究してみる必要があります。流し台の高さ、レンジの調理面の高さなどで研究してみるとわかってきます。

 

B炭と網の間の距離

計画時のポイントもう一点は炭を熾す面と網までの距離。これはなかなか微妙。網の面積が広くても狭くても、この距離は一定です。

市販のバーベキューコンロをホームセンターで研究しました。

距離が遠ければ火力が弱くなり、これを調整するには炭をたくさん使わなくてはなりません。

この理想的な距離に近づくようレンガの厚みなどの要素を使いながら考える必要があります。

 

Cレンガの種類

炭を熾すので高熱にはなりますが、耐火レンガを使うほどのものではなく、どのようなものでも好みに合ったレンガを選べばいいようです。

 

 

これらのポイントを頭に入れて、レンガ売り場やバーベキュー用品売り場で研究しながら、構想をめぐらせます。

レンガの大きさも様々、これの何段目に炭をおくことにするか、そこから網までの一定の高さをどのように確保するか。

これを満たすのはいくつのレンガが必要かを計算して購入することが必要です。

予算もあり、必要最小限の購入にとどめたいのですが、想定できないことがあってレンガの数が不足する場合に、同じレンガが売り切れということもありますので、若干の余分を考慮して購入することが必要でしょう。

目地の幅は10mmで計算します。

 

 

 

レンガを買いました。

厚さ50mm、長さ220cmのしぶいレンガです。

 

使用する網は40×60cmのものを使おうと思います。

 

 

金網は40cm×60cmが使えるようにと計算し、炉の高さを約90cmにしようと思うのでざっと計算して130枚購入しました。

 

 

 

 

側溝蓋を二枚買いました。

長さ60cm、幅23cm

これを二枚並べてこの上で炭を熾そうと思います。

鉄筋が入っていているので丈夫です。

 

炭を鉄筋をならべた上で熾している方がありますが、燃えた炭のかけらが隙間から下に落ちて枯れ草に燃え移ったり、やけどをしたりする危険性がありそうです。

下に炭火が落ちないよう…安全第一です。

 

 

 

 

 

 

当初の計画どおり、増設デッキの前、パーゴラの下につくります。

基礎をつくるため設置場所を深さ約10cm掘りました。

溝の中に砕石を入れます。

枕木の切れ端でつき固めました。

  モルタルを流し込んで水準器をあて水平を確認しながらコテで平らにならしました。

  これが傾いていたら完成した炉自体が傾きます。

 

これで基礎のできあがり

 

 

 

レンガを水につけます。

レンガを十分濡らさないとモルタルがつかないようです。

 

水に入れるとぶくぶくと泡が出て完全に中まで水を含みます。

 

 

 

二段目まで積みました。

水準器で水平を確認しながら高さをそろえてみました。

レンガを積むのは初めての経験。

文字どおりコテしらべです。

 

幅に3.5枚、奥行きに2.5枚を並べて内側が金網(40cm×60cm)にぴったりのサイズで積み上げていきます。

 

なんとかなりそうです。

今日はここまで…

明日雨が降らなければ続きを積みます。

         

               2004.5.28

 

 

レンガをカットする道具です。

カットする位置をマジックでレンガに印をつけて

左のグラインダーで裏と表両面からカットします。(右画像)

 

この溝にタガネを当て金槌で打てば簡単に正確にカットできます。

 

 

 

 

10段まで積みました。

計算では50mmの厚みのレンガが10枚で50cm。目地、約10mmが9段で9cm

あわせて高さが約60cm

一段ごとに水準器で水平と垂直を確認しながらの作業をしていますが、全体を見るとなんだか微妙にゆがみが出てきました。

そのゆがみを徐々に補正しながら積んできました。

ちょっと歪なものもまた味のうちということにしておきます。

渋いレンガの味のある面ができて来ました。

このあたりで炭を乗せるコンクリート版を支える出っ張りをつくることとします。

 

 

 

 

11段目にコンクリート版を乗せる出っ張りをつくりました。

レンガを横向きに積みました。

半分以上が内側に突き出るため、レンガで押さえてこのまま固まるまでしばし休憩。

ここで急ぐと大失敗になります。

 

水準器で積み上げたレンガが水平かどうか、一段ずつ確認しながら積みました。

ほぼ水平面は完璧なのですが、垂直面は目分量、少しのずれが何段か重なると大きなゆがみになります。積んだものを数段取り壊してやり直しもできません。

垂直も水準器でみながら積んでいく必要性を途中で痛感しました。

 

 

 

6時間の養生で押さえのレンガをはずしてもなんとか固定されたようです。

本当はもう一日くらい待つのが安全なのでしょうが、明日は天気が下り坂の予報。

12段目を積み始めました。

 

モルタルの乗せ方です。

適度の硬さにこねたモルタルを画像のように載せていくのだそうです。

コテで棒状にモルタルをすくい取り、二列に並べます。

この上に次のレンガを乗せると高さがうまく調整できます。

 

ここまで積むと腕が上がってきます。

均等にモルタルを載せれば載せたレンガは調整せずともぴったりと水平に並びます。

レンガ積みのテクニックはこのモルタルの並べ方にあると悟りました。

 

 

 

はみ出したモルタルを指で取り、レンガについたモルタルをスポンジでふき取ります。

これをこまめにしないとレンガにモルタルのあくがついて汚くなるそうです。

 

このあとは十分養生してからコンクリート版を載せて炭の台を固定することになります。

 

古びた渋さにつられて買ってしまったレンガで、積み上げるとまたいい味が出ましたが、他のレンガに比べてかなりもろいように思います。

直接炭の火の熱が伝わると割れるのではないかと心配です。

炭台のコンクリート版の上に硬いレンガを貼り付けて、このレンガに直接熱が当たらないようにしようと思います。

 

         

               2004.6.5

 

 

積み上げたレンガがはなかなか味のあるアンティーク調のものですが、とてももろいので直接高熱が伝わると割れるのではないかと心配です。

別のレンガで炭火の熱の伝わるところを保護しようと思います。

 

左はレンガの厚みを半分にしたもの。店ではハンペンと表示していました。

右はレンガの幅を半分にしたもの。店ではヨウカンと表示していました。

 

うまく表現するものですね。

すぐに覚えてしまいました。これからその呼び方を使わせてもらいます。

 

この二種類の形のレンガを組み合わせてみようと思います。

 

 

 

11段目の横に張り出したレンガの上に側溝蓋を設置しました。

出っ張りのレンガの上にモルタルをのせて側溝蓋をのせました。

レンガと側溝蓋の隙間にもモルタルをしっかりと詰め込みました。

 

レンガの壁とこの側溝蓋がしっかりと一体化しないと、11段目の出っ張りレンガに重量がかかり、へたをするとぽっきり折れてしまう可能性もあります。

 

 

 

 

セメントだけをこねて狭い目地でヨウカン、ハンペンを並べました。

ハンペンの上にBBQの金網が乗ります。

 

金網が高すぎると熱が金網まで十分届かず、よく焼けるようにするには炭がたくさんいる。

金網が低すぎると熱が強すぎてジンワリとうまく焼けない。

このくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

 

本当ならハンペンを適当な長さにカットして縦に並べれば熱の対策にはなるのですが、レンガをカットする作業を省き適当な高さにするためにレンガ売り場でひらめいた組み合わせです。

 

 

 

 

横から見たところです。

積み上げたレンガとちがってこのレンガは正確なものなので、そこそこうまく並んでくれました。

炭が足元に落ちてこないように手前にもヨウカンを並べました。

これで炭が手前まで均等に並べられるので、どこでも均一な焼き加減が確保できるのではないでしょうか。

側溝蓋と側溝蓋の隙間には若干の隙間があります。雨水はこの隙間から下に流れ落ちてくれるでしょう。

 

あとは目地をもう少し整えようと思います。目地はなかなかうまくいきません。

         

               2004.6.19

 

 

金網(40cm×60cm)をセットした状態です。

ぴったりフィットしました。

 

ためしに炭を熾してみました。

少し網の高さが高すぎるかなという感じがしましたが、しばらくするとレンガ全体の温度が上がり、表面だけがこげることなく中まで火がとおり、じっくり焼けるので焼き上がり上々。

 

 

 

 

 

 

 

7月3日、土曜日、梅雨の中休みです。

 

真夏のような強い日差しの中、日が傾いた5時頃からの作業開始です。

 

増設デッキの出入り口からBBQ炉までの間に通り道をつけます。

何もかも今までの作業の余りものばかりを使いました。

 

枕木はデッキ手すりの切断残と、立水栓の切断残です。

水準器で水平を確認しながら埋めました。

 

三角の物体はBBQ炉に積んだレンガを切ったもの。

 

 

 

 

 

 

隙間に緑色の小石を詰めました。

これは立水栓に使った小石の余りもの。

必要量がわからないので二袋買ったのですが、一袋余っていました。

一袋分を隙間に入れてみましたが量が足りません。

枕木のレベルまで小石を入れないと歩きづらい。

そこでかさ増やしにとBBQ炉の余りレンガをそのまま4枚並べてみました。

これで小石の量はぴったり枕木のレベルになりました。

枕木の黒、レンガの赤、小石の緑の調和がなかなか美しい。

 

余りものばかりでつくりましたが満足の出来映えです         

               2004.7.3

 

 

 

 

Breezy Garden bbs       Mail

 

 

HOME

 

M E N U

 

NEXT

 

BACK