石窯−2

 

燃焼室部分をつくります。

以前につくったバーベキュー炉と一体化させて統一感のあるガーデンキッチンスペースをつくりたいと思いましたが、十分なスペースがとれないので、少し離れたところに独立して設置しようと思います。

そこは樹高3mになった「やまぼうし」の場所。ちょっとかわいそうですがバーベキュー炉の隣に移ってもらうこととしました。

 

 

やまぼうしへの負担をなるべく少なくするため、直径70cmの大きな鉢をほりあげ、無事パーゴラとバーベキュー炉の隣に移ってもらいました。

前の場所よりもすっきりしたところに移ったので居心地がよさそうです。

この機会にすっかり剪定したので見違えるような端正なやまぼうしになりました。

 

←移植前         移植後→

 

 

やまぼうしを移植したあとを埋め戻し、バラスを入れて突き固めました。

m四方の型枠を設置しました。内側にも型枠をつくり、幅10cmのコンクリートブロックがちょうど積めるように幅を調整しました。

前面にはコンクリートブロックを二重に積むため、幅を広くとってあります。

流し込むコンクリートが水平になるよう、型枠も水準器を使ってほぼ水平に設置しました。

 

 

セメント:砂:砂利=1:3:5のコンクリートを打ちました。

一輪車の皿の部分で、分量を量りながらこねては打ち、こねては打ち・・・ 実はやまぼうしの移植で腰を痛めてしまいました。

やまぼうしが完全に根付くようできるだけ大きな根をつけたまま掘り起こしたので、とても重くて・・・この状態でコンクリートをこねるのは非常につらい。

 

コンクリート面が水平となるように水準器で確認して表面を成型しました。

 

二日後に型枠をはずしました。

寸法・水平はきっちり正確。今のところミスなしです。

(そのうちに設計から少しづつずれが生じてきて、これくらいまあいいかという段階がいつかは来るのですが・・・)

 

 

基礎の上に印をし、工業製品のコンクリートブロックを積んでいきます。

セメント:砂=1:3のモルタルで積んでいきます。

目地は1cm。水準器を使いながら水平に垂直に。

 

 

 

三段目まで積みました。

レンガ積みのように互い違いに積もうかとも思いましたが、付近のブロック積みの塀を観察すると、この積み方が圧倒的に多い。中に鉄筋を入れる関係で、互い違いにしない方が積みやすいのでしょうか。

どちらにしても、このままではもう一つ雰囲気がないので何かで全面外装する予定なのでどちらでもいいのですが。

 

前面部分は二重に積み上げて、上から見たところ。

横に鋳物の焚き口を設置しました。

周りの状況から左側から薪を燃やすこととしました。

目地部分が乱雑ですが、外側は仕上げ時にきれいに仕上げます。

 

 

調理室の構想ができあがるまでこの状態以上進めません。

早く決めないとね。

 

 

 

 

 

HPで拝見する窯の制作の大半は、耐火レンガをアーチ状に積むことそのものが窯の制作かのような印象を受けます。

型枠を作ってその上にアーチに積んでいき、最後に火を入れて型枠を燃やし、例外なくその熱でついでにピザを焼かれています。

見事に積まれるものやとんでもない出来映えのもの、火を入れたら崩れ去るもの。耐火レンガをなんたることかどっぷりと水につけ耐火モルタル目地で積まれるもの・・・さまざまな死闘が繰り広げられているようです。 

 

私の場合、どうせつくるなら耐火レンガより自然石、「大谷石」でつくりたい。

今回は「石工」の気分になってこつこつと大谷石を刻んでみたいと思います。

 

道路拡張や住宅の建て替えなどで不要になった大谷石があればと探していました。

でも、そんなチャンスにそうそう巡り会うことはなさそうです。

 

 

ネット販売の大谷石をみると、150*295*900程度のサイズがあります。大谷石の塀の一ブロックは基本的にこの大きさのようです。

これを5本と130*130*900のサイズ2本をカットしながら組み合わせれば上図のようなものができます。

150*295*900の2本を700にカットして左右に置き、1本を600にカットして奥に置く。

そのままのサイズ2本をその上に横にかぶせる。

130*130のものをカットして組み合わせ、入り口を少し狭める。

縁は「石工」になり、気長に面取りをする。

材料さえ入手できたら制作は容易かと思うのですが・・・思い切ってネット販売で購入しようかどうか思案中です。

燃焼室は調理室の形状に合わせてモルタルと不定形耐火物(アサヒキャスター)で整えます。床はアサヒキャスターでつくるのが現実的でしょうか・・・

大谷石と大谷石の間にはアサヒキャスターを目地にして設置しようと思います。

 

 

 

大谷石が手に入りました。

ネット販売の会社で見積もりしてもらいましたが、栃木県からの送料、パレット代や梱包料の合計は石代と同じくらいかかってしまう。少量だからしかたないのですが、ちょっとつらい。

地元の石材店にタウンページで電話をしたら、あるので見に来てくれとのこと。さっそく見に行ってみると野積みになった大谷石がこれだけありました。ずいぶん前に大谷石の塀を工事したときの余りとのこと。

材質は今まで見たことのないような最高質。

あるだけ全部で七千円と言ってくれました。ご親切にユニック車で運んでいただいたので1万円お支払いさせていただきました。

ネットでの見積もりの1/5以下の価格で思った以上の量と高品質な大谷石を手に入れることができました。

ご親切な石材店さん、ありがとうございました。

 

郊外の石材店では、過去に塀積み工事のときに破損を見込んで多めに仕入れた大谷石が、資材置き場に余裕があるので今でも片隅に残っていることが多そうです。 

今回の余った石は窯の前にでも敷こうかと思います。

                                            09.10.17

 

 

 

 

さっそく加工を試みてみました。

ディスクグラインダーに石用のカッターをつけて試してみました。

思ったより柔らかい。この柔らかさなら加工は容易にできそうです。

 

 

 

 

 

あまりに柔らかそうなので丸ノコで試してみました。

なんと右上画像のとおり簡単に切断できてしまいました。

上下から切って少し衝撃を与えるとこのとおりです。これはきっと本当の加工方法ではないでしょうが、切れました。木工用のチップソーのチップも損傷ありません。丸ノコにかかる力は木工の時とは少し違った力がかかりますが、かえって木工時よりすんなり切れていく感じです。

 

 

 

合板に図を書き、その上にカットした大谷石を乗せて仮組してみました。失敗して大谷石を無駄にしないように、若干の寸法のばらつきがあるので、どこにどの石を使うのか、慎重に考えながらカットしていきました。

 

この大谷石は長い間野積みされていたので、外から見ると少し黒く変色していましたが、石の面と面がぴったり合わさったところは、数十年前はるか栃木からこの地に運ばれてきたときのまま緑がかった純白を保っていました。

変色した部分も、ディスクグラインダーで少し磨くときれいになります。燃焼室の上に組み上げた後、しっかり磨いてきれいな大谷石の石釜にしようと思います。

雨で濡れると緑色が少し濃くなるような気がします。

 

とりあえずすべての部品をカットして借り組してみました。

窯の入り口を狭める部材が、図面では13×13のものを想定して書いてみましたが、今回手に入った20.5×14.5の思っていたより太い石を使ったので、なんだかちょっと不細工。もう少し工夫がいりそうです。

それと上にのせた石に穴を開けて煙突にしなければなりません。

 

さらに、この大谷石を乗せるコンクリートブロックで作った燃焼室の上にレンガを積んで調理室の高さをもう少し高くしようと思います。

 

 

                                     09.10.24

 

 

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