石窯−5

 

 

 

薪が必要です。

近くの河川敷に生えた木が大きくなり、大雨時に川の流れの障害にならないよう伐採の作業が行われていました。

この伐採された木をいただいてきました。

落葉樹の堅い樹です。

ニレケヤキでしょうか。

チェーンソーで切断しては薪割りです。

 

ウッドデッキの片隅に薪置き場をつくりました。

軒の下で雨が当たりません。

薪には杉や桧のような針葉樹よりも、落葉樹のいわゆる雑木が、火持ちもよく香りもいいようです。

 

この木は本当に堅い。思い切り斧を振り下ろしてもなかなかすんなりと割れてはくれません。

それでも節のない部分ならなんとか割れてくれるものがあるのですが、太い幹ならポンと刃が跳ね返りますし、節のある部分は本当に一苦労です。

それでも薪割りはやり始めるとちょっと癖になります。まれにパカッと気持ちよく割れると気分爽快です。

寒い時期にも熱中すると体がホカホカ。年末年始に半袖Tシャツ姿でがんばりました。

画像の二倍程度の薪ができました。

三ヶ月ほど乾燥すれば使えるとのことです。

 

 

 

火を入れました。

燃焼室で薪に火がつくと調理室を通って煙突へ気持ちよく上がっていきます。

はじめ調理室の取り出し口に鉄の蓋をはめて温度計を置いて燃焼室で燃やしてみました。ススがいっぱい出て蓋の耐熱ペアガラスにもすぐにススがつき、中が見えなくなりました。温度計にもススがつき真っ黒。長く燃やし続けると燃焼室のススは切れますが、調理室の温度はそれなりに上昇するものの、スス切れがするまでには至りません。

そこで、調理室の蓋を外し、燃焼室と調理室と両方で薪を燃やしてみました。煙と熱の一部は取り出し口から出るものの、ほとんどの煙と熱は煙突に吸い込まれていきます。一時間半ほど燃やすと燃焼室からスス切れがして、続いて調理室もすっかりススがなくなりました。煙はほとんど出ず、強烈な熱だけが煙突から吹き上がります。

このときまだ大谷石の外側は冷たいままでしたが、二時間燃やすと大谷石の外側もほんのり温かくなり始めました。

 

調理室の熾きを取り除き、燃焼室に入れ、鉄の蓋をしてダンパーを閉じ、調理室に入れた温度計が耐熱ガラスを透して見えるようにセットしました。

このとき350度の温度計が振り切れたので、400度ぐらいかと思います。

温度を上げてスス切れしてから蓋をし、温度計を入れるやり方が正解でした。

 

少し温度が高すぎるので蓋とダンパーを開け、250度まで温度を下げました。画像の温度計はちょうど250度。

奥は暗いのでよく見えませんが、入り口付近はこのように視界良好。温度計の温度がバッチリ確認できます。

このあと30分で10度ずつ温度が下がり、二時間半後に200度

となりました。

230度〜180度ぐらいでパンを焼くなら、高温で焼くパンから順に焼いていくと、一回に15分として相当の量のパンが焼けることがわかりました。その量のパンを発酵させ、焼けるように準備することの方が間に合わず、燃焼室に薪を燃やして加熱する必要はほとんどないのではないかと思います。

 

パンを入れてみました。230度前後で約15分。

何度かに分けて数回焼いてみました。表面こんがりパリパリ。中はふっくら・・・

左 ソフトフランス  右 クルミ入りパン、上の二つはチーズ入りパン

 

パンに関してはパン生地の発酵をもう少し大量に、容易にできるよう検討する必要があります。

焼く作業については途中で加熱する必要がなければこれで十分です。

 

途中で加熱する場合、燃焼室で再び薪を燃やすとススはどうなるでしょうか・・・

パンを焼きながらの加熱というのは無理なのでしょうか。煙が出たら薫製状態になってしまうのでは・・・まだまだ実験してみることがたくさんあります。

 

                                    2010. 1. 2

 

 

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