---------------------------------------- DAYS 3  BODY CONDITION .......... Fine(100%)  ENERGY LEVEL ............... Full(100%)  FATIGUE .............................. None(0%) ---------------------------------------- 魔法陣の紋様イメージをロードすると、瞬時に身体が転移し、遺跡内に進入できました。 石造りのような床が続き、その向こうに草地と砂地。 とてもここが地下遺跡の内部だとは思えないような光景がそこに広がっていました… 遺跡内部はあまりに広大で、さらに向こうは霞んで視認できません。 この先のことを知るには、実際に足を使って進んでいくより他はなさそうです。 同じ魔法陣に降り立った探索者の数があまりに多く、はっきりとは掴めませんが、 遺跡の原住民たる野生生物の息遣いと敵意をかすかに感じ取ることができました。 先へと進むのに、これらが障害として立ちはだかりそうな気がしてなりません。 現有戦力は僅かであるというのに……しかしこれは仕方のないことでした。 詳しい事情はまた、明日にでも時間があればお話します。 魔法陣から見通せた砂地まで移動したところで、強烈な敵意をぶつけられました。 野生生物のようです。サソリが1匹、ムカデが2匹。 過去に見たことのあるものとは比べるべくもない大きさ。素直に通してくれなさそうです… ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今日はまず、パーティメンバーの2人の印象をまとめてみます。 セレナ・D・レイフロストさん。 魔術の素養を持った、女性です。他者と契約を結び、召喚する術もこれから学ぶのだとか。 彼女は純粋な人間ではなく、何かが混じっているそうなのですが…教えてもらえませんでした。 それに意味はありませんし、確認するべき事項でもなかったのでしょう。

アーヴィング=アルグリフさん。 弓を使った遠距離攻撃を得意とする、男性の探検家です。 この島には財宝狙いでいらしたのだとか。至極真っ当な動機です。 聞けば由緒ある家の方なのだそうです…由緒といっても、様々な種類があるようですが。 あと、発声が若干独特のイントネーションを持っています。この方だけの特徴のようです。

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