---------------------------------------- DAYS 9  BODY CONDITION .......... 100%  ENERGY LEVEL ............... 100%  FATIGUE .............................. 0% ---------------------------------------- 歩行小岩から手痛い打撃を受けた我々は、その日の探索を断念して 遺跡外に戻ってきました。 奥へ進むのは障害が多くありますが、戻るのは一瞬です。 外敵の出現しない遺跡の外で、我々は疲弊しきった身体をようやく休めることができました。 設置されたテントで新年を祝う宴会に混ざる者… 島の外れに湧いている温泉で心身ともに癒される者… 温泉を覗ける茂みに潜んで至福のひと時を過ごすエゼさん者… 思い思いの方法で、明日への英気を養いました。 ワタシは次の探索のため、料理に使える調味料の調達に走りました。 手に入る食材が限られるため、味付けのバリエーションを増やすことが 皆さんのサポートとして重要であると考えたからです。 英国という国の至宝であるらしい『グレイビーソース』はどこにあるのか… その過程で偶然出会ったアーヴィンさんとセレナさんの要請に従って ぶどう酒を摂取したところまでは記憶が確かなのですが、 そこから十数分の間の記憶が飛んでいます。 今日の探索記録に妙な支離滅裂感が漂うのも、その影響があるのでしょうか? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨日、島全域で『プレゼント交換』なるものが行われました。 何事もやらなければ始まらないこともあるということで、 急いでとある島に伝わる新年の祝い品を製作しました。 一見食べ物に見えますが、食べることはできません。(と思います) 中に祝福されたPSの欠片が入った、卵の形をしたお守りです。 作ったプレゼントを念じながら宙に放り投げました。 卵は空中でパッと消え、消えた場所からキーホルダーが忽然と現れて、手元に落ちてきました。 変わった形の…☆状の砂粒が小瓶に封入され、キーホルダーの鎖につながっています。 中の砂には何らかの力が付与されているようです。 強敵と対峙した時にでも、身に振りかけてみればその力を借りられるかも…しれません。

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