Last Updated Apr/06/1997


近江鉄道の電車 (昭和40年代−50年代頃 その1)

モハ9 : 彦根駅にて 1973/2

    この2両は西武鉄道のクハ1214.1215の車体と載せ換えたので妻面水切りに カーブがあり、扉間窓がひとつ少ないなど多少形態が異なる。後方はクハ1208。


彦根電車庫にて : 1972 全長:15.6m

    昭和3年川崎造船所製で、昭和31年より逐次西武鉄道から転入されたものです。 昭和38年から41年の間に木造車であったものを近江鉄道の工場で車体を乗せ替え半鋼製車体に改造し、 その後の主力電車となりました。 私もBodyが木で出来ていた頃の電車をうっすら覚えています。


モハ500 : 彦根駅にて 1972/2

    昭和44年6月以降製造の通勤型電車で、当時同形式のものは4両ありました。全長17m、定員120名で17m車 としては当時最大の車輌でした。 それまでの近江鉄道の電車と違って、前面が貫通式となりまた全鋼製となりました。 写真は「創立75周年記念入場券」のものですが、4両編成で彦根駅幻?の3番線に停車する姿は70年代の 西武色全盛期の近江鉄道の電車をよく表しているとおもいます。


モハ202 : 桜川駅にて1973/4

    昭和43年2月に東急よりデハ3155号車が購入され、新たにモハ200形式202号車として増備されました。 昭和45年9月、西武所沢工場で車体を小田急デハ1603号車と乗せ替えられたものです。同じく小田急のデハ1602 号車がクハ1202号車となり、両者固定編成で小田急スタイルで運用されていました。懐かしい腕木式信号が見えます。


チューリップ電車 : 彦根電車庫にて 1995/5

    このような花柄に塗られた電車が走ってましたね。覚えている方も多いとおもいます。これは 滋賀県の観光キャンペーン(昭和55、6年頃)で、近江鉄道は「チューリップ」「わかあゆ」「昆虫」 の列車をキャンペーン用に走らせました。オルゴールを鳴らしながら走っていましたが モーター音にかき消されていたと言う話もありました。 花柄の次は何かなと期待してましたが、FinAirのようにムーミンが登場すればさらに人気が出ていた かも。形式はクハ1215でしょうか。撮影:川岸雅彦。


※Document and photo courtesy to Ohmi Railways ( Memorial Tickets )

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