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精神保健福祉協会だより 編集後記 抜粋

 第10号(2000.9.1)

◆精神保健福祉法が今年4月に改正され、平成14年4月から、精神障害者の在宅福祉事業が市町村中心で行われることになりました。グループホーム、ホームヘルプ、ショートステイなどのサービスが、利用者にとって身近な市町村で受けられるこということです。今年4月からの介護保険の導入に引き続いて市町村が大変な役割を担っていくことになります。利用者のニーズにそって、きめ細かなサービスが徐々に展開されるように期待したいものです。

◆それに先立って、精神障害者介護等支援サービス(ケアマネジメント)を実施していくための準備が整えられてきています。県内では彦根市がモデル地区となって、ホームヘルプサービスを中心としたケアマネジメントの試行事業が始まっています。多様なサービスの統合といっても、とてもサービスが多様とは言えない状況ですので、いまだ理念が先行しているのが実態です。今後、欧米で発達してきたこの概念がゆっくりと根付き、コミュニティケアの充実につながることが望まれます。

◆精神保健福祉協会も設立4年目に入りました。皆様方の積極的な紙面参加を期待しています。

(滋賀県精神神経科診療所協会 上ノ山 )




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