探索15日目

決戦前夜祭言うことで、気合入れて臨んだ番人と紅の翼の獣やったんやが…。 フタを開けてみると、3隊とも無事勝利。大きな怪我やらもほとんど無いような状態。 意外と俺らって強い?とか勘違いが起こってしまいそな感じやった。 ただ…倒れた番人は、「先に進んでごらん?」と言葉を残すと、その場からさっさと立ち去っていった…。 見ようによっては、まだまだ余力を残してる風にも見える。今後また俺らの前に立ちふさがって来そうな予感もするなぁ。 この場所を守っていた理由言うのがイマイチはっきりとせぇへんのやが、それはこの先に進んでみれば解るのやろうか。 お約束、な展開やと話に聞いとる宝玉があったりしそうなモンやが、そうそう上手い話でも無い気もする。 ともあれ、食料やら体調の事を考えると、これ以上続けての探索は危険と判断した俺らは一時遺跡外へと帰還し、休息をとる事にした。 久しぶりの遺跡外。完全なダンジョン、という訳でもなく日の光やらが入ってきていたり、地形にも色々な変化がある分洞窟探索などに比べると、精神的に大分楽な状況なんやけど、それでも外の空気は美味い。 次の冒険まで、それなりの時間がある事もあって少しはのんびりと出来そうや。 まー、のんびりとばかりもしてられへんくはあるんやけどな…。 この遺跡外の間に、近接戦闘術のトレーニングをしてもらわんとアカンしなぁ…。 ……。そう言えば、この島に来たときに持ってきた荷物の中に、接近戦で使えそうなアイテムが入っとった気がする。 宿泊施設に預けている荷物の中に転がっている赤い宝石。親父やお袋が冒険しとった地域のブツで、武具に組み込むと宿っている炎の力が発揮されるシロモノ。 持ってきた覚えが全く無いんやが…お袋辺りが放り込んどいてくれたんやろか。もしくは親父、か? まぁ、エエわ。扱えるかどうかは解らへんけど、無いよりはマシやろ。 トレーニングの時にでも試しに使わせて貰おか。

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